ロックマン DASH2

 ―楽しい世界観の物語―
 
最近流行がちな暴力的なもの、恐怖を演出するもの等とは程遠い、ほのぼのとして楽しげな世界が舞台です。今回のお話は前作よりシリアスですが、雰囲気は基本的にそのままです。大人はもちろん、小さな子供も楽しめます。

 ―小さな子供でも楽しめる!―
 前作も多くの小さな子供が遊んだようで、メーカー(カプコン様のことですね)に
「難しい漢字が子供には読めないので、読んであげているのですが、いつもできるとは限りません。漢字にふりがなを付けられないでしょうか?」
 という感想が結構きたそうです。
公式ホームページより) そこで、今回は漢字にふりがなをつけることにしたという話です。ころびやは今までふりがなのついたゲームは見たことが無かったので、とても斬新、かつ親切に感じました。ふりがなはオプションでON、OFFの切り替えもできるので「不要だ」という人は表示させない事もできます。(邪魔なものではないので別にわざわざ消す必要はないと思います。)このON、OFFオプションは良いです。ふりがながあるので小さなお子様のいらっしゃる方は是非このゲームを買ってあげてください。同じメーカーでもバイオハザードとは180度違います。平仮名が分かればゲームの内容を十分理解できます。

 ―分かりやすいゲーム―
 とにかく詰まるということは無いです。少なくとも中学生以上であれば、詰まることは無いでしょう。要はダンジョンに入って敵を倒しつつ金とアイテムをゲットしてくるというもの。前作に登場した敵が前作よりいささか強いですが、倒し方さえ分かれば問題ありません。特殊武器を有効に使えればさらに楽に敵を倒せます。

 ―ちょっと分かりづらい特殊武器―
 敵を倒す有効な手段として、特殊武器が今回も登場します。しかし特殊武器のパラメータが分からないのはいただけません。一応グラフはついているのですが、それは改造の度合いを表しているだけです。能力を知るためには実際使ってみなければならないので作戦が立てられないため、使うことのない特殊武器が出てしまいました。他にも登場時期が悪いせいで活躍の機会が無かったもの、特殊武器の材料が見つからずに最後まで存在を知らないものもありました。前作に比べ、使えなくなった特殊武器もありました。前作のシールドアームは前面だけでしたが、貫通する攻撃以外はほとんど防げるという頼りになるものでしたが、今回のは登場時期が最後の方な上、防げるのは一部の敵の弾のみというほとんど防げないどうしようもないものでした。さらに、全的に改造の費用が高すぎるのも気になりました。

 ―高すぎる物価―
 敵を倒すにあたって必要なのは装備。その装備を買うのにはお金が要ります。今回は世界が広いので、遠いダンジョンには行かないためお金が貯まりにくいです。武器や防具の値段は適正なのですが、その他の装備、冒険をしやすくする装備が高いのです。ライトチップなんかも30000はちょっと高いなー。22500ぐらいがいいと思うけどなー。


 ―単調ではない、でも分かりづらくない敵対関係―
 このゲームのいいところはは敵キャラにも魅力があるところです。ロックの敵はダンジョンの敵だけではなく、他にも敵がいます。その敵がいい味だしてます。前作よりは影が薄くなりましたが、ボーン一家がそうです。今回はほかにもおまけがついてます。もうちょっとこやつらとのカラミがみたかったなー。ころびやとしては。

 おもしろいです。ころびやは発売日に買いました。発売当時はもうそわそわして帰ったらすぐに買いに行ったぐらいです。ころびやはこういう子供っぽいものが好きなのかも知れません。キョロちゃんといい、そうなのでしょう。きっと。

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