プリンス・オブ・ペルシャ

 ―不可能への挑戦―
 以前、SFC版はクリア不可能と書きましたが、あのあとやってみたら、クリアできました。やはりPC版と比べて、難解になってはいますが、なかなかのもんでした。でもやっぱりPC版のほうが面白かったです。ちなみに、最終ステージを右に行ったところのテラスでボーっとしてるとプリンセスの顔が見れます。やっぱりプリンセスは可愛くないです。もともとこの国の姫は可愛くないと言う設定なのだろうか?あんな可愛くないおばさん顔のプリンセスの所へあんなに頑張っていくところを見ると、すさんだ男心にぐぐっとくる相当いい性格なのだろう。あそこまで頑張って正直がっかりした。
 
―おねーさん―
 実はSFC版にのみ敵に女性が登場する。おそらくあのおねーさんの方がプリンセスより美人であろう。更に登場シーンはカッコよく、クルクル回転しながら颯爽と登場する。しかしこれから殺し合いをするというのにお色気ムンムンの格好はどうかと思うが。
 
―労働基準法―
 殺し合いで思い出したが、このゲームでは沢山の敵と遭遇する。が、良く考えてみると彼らはどこから入ってきたのだろう。脱出にあれだけ苦労するのだから、毎日の出勤や帰宅は想像を絶する苦労があると思う。数々のワナをかいくぐり、任地へたどりつくころには心身ともに疲弊しきっていることであろう。最初の方、つまり牢の奥にいる敵の体力が少ないのはそのためと考えられる。
 
―制限の中の無限―
 SFC版には120分の制限時間が設けられている(PC版は60分)ので、この時間内であればいくら死んでも問題ない。が、死ねば死ぬほど時間が切迫してくるのだ。苦労して最後の方まで来たのに時間切れということもある。「あの面であんなに時間がかからなければ・・」「あのあたりからやりなおしたい!」等と言ったこともありえる。SFC版ではセーブではなくパスワードなのだが、それはそのためなのだろう。この辺は良く考えられている。
 
―かかった時間は92分―
 ころびやがかかった時間は92分で、最終ステージへたどり着いた時には28分残っていた。この分ならあと3面ぐらいあっても問題なさそうな時間が残った。最後のボスはちょっとやれば簡単に倒せるが、そのまえの雑魚連発では死にかけ、ここで死ぬとどこまで戻されるか不安だった。自慢だが、PC版(60分)では26分でクリアした。まだ短縮の余地があるので更に早い人がいる事だろう。

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