ころびやがIEを嫌う理由


注:ここでは略語が説明も無く使われています。判らない場合は自分で調べるか、掲示板などで質問してください。

まず最初に言っておきたいのは、ころびやは「IE、およびMicroSoftが嫌い」であって、「IEを使う人が嫌いということではない」と言うことです。何度も書きますが、「IE以外では見せません」ということが嫌いです。そんな差別まがいなことをするのは時代錯誤です。

それはともかく、ころびやがIEを嫌うのはまずマイクソのIEの普及させ方です。Winを買うと問答無用で入ってきて、しかも勝手にインストールされています。この時点で、初心者はインターネットはIEでしかできないと思い込みます。それはまだいいです。IEはどうせただなので、初心者にはありがたいかもしれません。
一番の問題はIEの運用方法です。IEはWinを起動させると頼んでもいないのに自動で常駐されます。これにより、「見かけの」IE起動時間は短縮されます。しかしこれは非使用時もIEに一定のメモリスペースを占有されることになるので、その他のアプリケーションの運用効率を下げることになるのです。それだけでなく、IEのシステムはWinの運用に一部利用されているようで、常駐されているIEを強制終了させるとWinも終了してしまいます。これはIEにバグが発生すると、起動しなくてもWinにも影響があるということです。ころびやのメビウスノートもこのエラーでシステム面がクラッシュしました。

他のブラウザは起動が遅い。メモリを食う。ハードディスクの容量を食う等と言われていますが、それが本来の姿であり、OSとくっつけたIEは同じ土俵では戦わなかった卑怯者なのです。それで効率化が図られていればいいじゃん。という意見もあるかもしれませんが、OSとくっつけているということはIEをアップグレードするには常にWinのクラッシュもつきまとうということです。WWWは非常に早い速度で変わっていってます(良くなってるかどうかは別で)。そんな時代にアップグレードできないブラウザなどただのできそこないです。
しかし、パソコンの環境は人それぞれです。(見た目上は)軽くて、起動も早いIEは旧式のパソコンを使っている人にはありがたいブラウザとなります。だからこそ、ソフトウェアはユーザーが合ったものをきちんと「選べる」必要があるとおもいます。

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